2014年5名の女性理学療法士から始まったWomen 's Body Labo。
そのほとんどが、自分たち自身が妊娠中だったり、ベビーカー やよちよち歩きの子供づれ。
そんな子育ての真っ最中に自分の体や思いと重ね合わせて女性の体ケアの大切さを伝える使命に駆られていました。
なぜなら、身体については医療専門職である自分たちでさえ、妊娠・出産による体の変化や受けるダメージ、予防方法、将来への影響など分からないことが多く、様々な不安や疑問が押し寄せ、それまでの知識では到底まかないきれなかったためです。
「妊娠中の体の変化は、産後戻るのだろうか?」
「出産に快適な姿勢はなんだろう?」
「産後の骨盤矯正って、実は何?」
「このままだと、将来まで尿もれが残るかも、、、」
「産後腰痛や肩こりになるのは、当たり前のことなのかな?」
子供を産めば、誰でも一度は思うような疑問に、それまで納得のいく答えを与えてくれる場はありませんでした。
それなら、自分たちが勉強して、伝えないと!
そんな使命を持ったメンバーが集まったのが私たちです。
それから数年、、、
勉強を積み、経験を増やして、少しずつ伝えられることが増えてきました。
また、講座や勉強会を通して、ネットワークや仲間が増えてきました。
それでもまだ、女性の体の神秘は深く、正しい情報が行き渡っているとは言えません。
同じ経験をした女性として、女性が自分でカラダを守ること、元気になること、そして笑顔が増えることを願って、
これからも活動を続けていきます。
私たちの価値は
「医療専門職であり、妊娠・出産・育児の経験者であるメンバーが、
産前産後の体ケアの重要性を伝えられる団体」
であることです。
ー私たちの目指すものー
地域で他職種と連携して、産前産後を中心とした”女性を守るからだケア”を普及する専門家のコミュニティを目指します
2014年度 産前産後ケアに関心のある東京・神奈川の理学療法士5名で市民団体の立ち上げ
2015年度 川崎市内で「ママのための身体ケア講座」開催(かわさき市民活動公益助成金対象事業。以後4年間継続)
国立市内小学校保護者向け勉強会にて「子どもにとって大切な 骨盤と姿勢」開催
2016年度 専門家向け勉強会「産婦人科医、助産師に学ぶ」開催
高津区より行政委託「保育ボランティア研修」にて”保育者のためのからだケア講座”開催(翌年も実施)
2017年度 川崎市内「からだケア講座」に加えて個別相談「フォローアップ講座」実施
一般のママ向け「からだケア講座・スペシャルクラス」開催
姉妹団体mama care 湘南発足
2018年度 専門職向け「カラダケア講座・スペシャルfor専門家」スタート
運動指導者向け講座「安全な産後の運動指導に必須のリスク管理」開催
専門職向け勉強会「産婦人科領域のエビデンス講座と奨励報告会」開催
2019年度 神戸の市民団体WiThsとコラボ研究「産後ママの体力測定」(かわさき市民活動公益助成金対象事業)
スタート
横浜助産師会とのコラボ講座「理学療法士&助産師によるママのからだケア」スタート
専門家向け勉強会「産前産後に関わる解剖学」
2020年度 オンラインでの「ママのためのオンラインストレッチ」実施
横浜市助産師会とコラボ講座開始
2021年度「オンライン産婦人科リハビリテーション学会もどき2021」開催